大手銀行、定期預金の金利引き上げ

 

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日銀の金融政策修正の影響で、大手が続々と定期預金の金利を引き上げてきた。

 

三菱UFJ銀行は6日から定期預金の金利を10年物で現行の0.002%から0.2%へ100倍の水準に上げる。5〜6年物で0.07%、7〜9年物では0.1%とする。

三井住友信託銀行は解約できない5年物の金利を0.1%と現在の10倍、定期預金も7年物を0.1%と50倍にする。

三菱UFJ信託銀行は5年物の定期預金の金利を0.002%から0.07%に引き上げる。

 

その他、主要な銀行金利は以下の通り。

オリックス銀行:1年0.3%、3年0.35%、5年0.4%、7年0.45%

SBI新生銀行:3年0.2%、5年0.35%

あおぞら銀行:3年0.25%、5年0.3%

 

このように長い期間を中心に、続々と定期預金の金利を引き上げてるが、今まで異常に低かったのが少しずつ正常化していく過程であって、それほど大した金利ではない。

 

余裕資金だからといって、この程度の金利の定期預金に長期間預けてしまうと、インフレにも勝てないし、まったく意味のないことだと思う。

 

長期で運用するなら、定期預金は利用せず、NISAで運用すべきだ。

 

もし、運用の待機資金を預金に置くのであれば、流動性のある普通預金や貯蓄預金で十分ではないか。

 

以下の普通預金金利を見ると、長期の定期預金金利と大して変わらないのがわかるであろう。