日本株に巨額の買い需要、買いの主体はオイルマネーとNISAマネー

 

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産油国の政府系ファンド(オイルマネー)が日本への投資を増やしているようです。

 

実際に、23年の新規投資先では、日本(54億ドル)は先進国で米国(829億ドル)と英国(158億ドル)、オーストラリア(73億ドル)に次ぐ4番手で、22年比で減少した米英豪に対して、日本は63%増やしています。

 

このオイルマネー約610兆円あるようなので、この資金が本格的に日本株に向かうと相当な買い需要になります。

 

遅ればせながら、本格的に中東マネーが日本に入ってくるという状況です。

 

これは海外マネーの話で、次に買い需要が大きくなっているのが、日本の個人投資家です。

 

下記のグラフの通り、バブル崩壊後、個人は日本株をずっと売り越してきました。

新NISAが始まりこの流れに変化が出てきています。

 

 

下記の通り、新NISAが始まった2024年1月の単月では、日本株への個人マネーの流入が6,000億円とこれまでの6倍となりました。

これ以外にも、投信での日本株への流入も増加しています。

豊富な資金を持っている日本の個人投資家が動き出していることになります。

 

 

中東のオイルマネーや日本の個人投資家のように、今まで日本株投資に動かなかった長期保有の投資家もようやく動き始めたということなので、今後も定期的で大きな買い需要が期待できるのではないでしょうか。

 

株式の日本株比率は高めておくべきでしょう。