投資信託協会は7月10日、新NISAの「成長投資枠」の投資信託のリストの第2弾を発表し、1300本まで増えた。
最終的には2,000本程度まで増える見込み。
この多くのファンドの中から、成長投資枠で投資するファンドを選ぶのは至難の技だ。
ただ、このファンド選びによって、今後の運用成績が大きく左右されるから、ファンド選びは非常に重要だ。
では、ファンドによってどれだけの運用成績の違いが出るのだろうか。
第1弾で発表された公募投信941本で10年間の累積リターンの運用成績の上位と下位のファンドを比べてみよう。
この表を見てわかることは以下の3点。
- 上位と下位では、運用実績に雲泥の差がある(ファンド選びを誤ると取り返しがつかない)。
- 上位、下位とも運用資産は株式100%である。
- 上位の投資対象国は日米、下位の投資対象国は新興国がほとんどである。
このように見てくると、成長投資枠のファンド選びは重要だということが改めてわかったと思う。
絶対やっちゃいけないことは、新興国株式ファンド(特にアクティブ系)に資産の多くを振り向けることです。
信託報酬も高いですからね。
注意しましょう。