「アクティブETF」6銘柄が9月7日に新規上場する。
アクティブETFは先日記事にも詳細を記載したので、こちらを参照下さい。
上場が承認された3社6銘柄は以下の通り。
シンプレクス・アセット・マネジメント
https://www.simplexasset.com/etf/active/index.html
- PBR1倍割れ解消推進ETF(信託報酬率0.99%以内)
- 政策保有解消推進ETF(信託報酬率0.99%以内)
- 投資家経営者一心同体ETF(信託報酬率0.99%以内)
野村アセットマネジメント
野村アセットマネジメント | 投資信託・投資顧問・ETF・iDeCo・積立投資・ESG投資
- NEXT FUNDS日本成長株アクティブ上場投信(信託報酬率0.6875%以内)
- NEXTFUNDS日本高配当株アクティブ上場投信(信託報酬率0.5225%以内)
三菱UFJ国際投信
- MAXIS高配当日本株アクティブ上場投信(信託報酬率0.4125%以内)
アクティブETFは、アクティブ投信に比べ、信託報酬率が低いのが特徴であるが、今回信託報酬率は上記のように、シンプレクス・アセット以外では、0.4125%〜0.6875%となった。
一般的なアクティブ投信の信託報酬率は2%~3%なので、魅力的な水準といえる。
また、日経平均株価に連動する公募インデックス投信の信託報酬率は年0.15%程度のものもあるため、それと比較すると高いが、インデックスを上回る効果が期待できるアクティブ運用のファンドとしてみたら、こちらも魅力的な手数料水準といえる。
海外では、「アクティブETF」は、既に25カ国33取引所に上場され、上場本数は2,000本以上、残高は合計で約80兆円に達している。
国内では今回この6銘柄が初上場となったが、新NISAも始まるからこれからもどんどん銘柄が増加していくものと思われる。
投資家にとっては、コストの安い商品の投資の選択肢が広がるということだから、この動きは前向きに捉えて良いであろう。
注意点としては以下の通りです。
初心者が始めるには、少し難しいかもしれませんので、しっかり勉強してからにしましょう。
- アクティブETFだからと言って、必ずしもインデックスETFの運用実績を上回るものではないので、銘柄選択が重要になるということ。
- ETFは投信と違いそもそも積立投資に向かないので、ドルコスト平均法が使いづらいこと。