日米欧の政策金利の動きと為替相場

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欧州中銀(ECB)が、8年3ヶ月ぶりに政策金利を0.25%引き下げました。

欧州中銀だけでなく、カナダも4年3ヶ月ぶりに政策金利の引き下げを発表しました。

 

下記は日米欧の政策金利の推移ですが、見てもわかるように、インフレを抑制するために、米国と欧州のここ2-3年の急激に利上げを実施してきましたが、インフレの沈静化とともに、今度は政策金利を引き下げるモードに入っています。

 

米国も欧州と同様に利下げも近いと思われます。

 

 

一方で日本は3月にマイナス金利を解除したばかりで、この7月には、更に政策金利を上げる方向に動いてます。

 

欧米が政策金利を下げる一方で、日本は政策金利を上げる方向ということは、この動きが継続した場合は、資金は金利が高くなる方向である日本に集まることになります。

 

ということは、為替は円高に動くといことです。

 

実際に、ドル円は1ドル155円74銭、ユーロ円は1ドル169円67銭とやや円高に動いております。

 

日米欧の政策金利の方向性に変わりがなければ、今後も円安是正の動きになるのではないかと思います。

 

次は特に日銀が7月利上げを行うかどうか注目していきましょう。