日本円、53年ぶりの実力低下が招く家計負担増

昨日、ドル円が9ヶ月ぶりに147円を突破した。

 

円安は円の価値が下がっていることだから、エネルギーや食糧の輸入に頼る日本の消費者にとって、物価が高くなり、家計の負担が増す。

 

消費者にとって、円安は大敵ですね。

 

では、円安は今後も続くのでしょうか?

 

結論、中長期的に、円安が続きます。

 

ここに円の実力を測る実質実効為替レートというものがあります。

ドルも含めた主要通貨に対する円の実力を測るレートです。

単純に、これが上がれば、円の実力が上がり、円高方向、これが下がれば、円の実力が下がり、円安方向とみます。

 

いかがでしょうか。

 

なんと円の実力は53年ぶりに元の水準に戻っています。

日本の国力がなくなっているとも言えます。

 

(出所:日経新聞)

 

人口減少が続く成熟国日本が、高度成長した時の国力を取り戻すのは難しいでしょう。

ということは、円の実力の上昇は今後も期待できないということかと思います。

 

円の実力低下(円安)は、物価高を招いて、家計負担が増すという流れになります。

この物価高に対抗するには、海外資産で運用するという方法が良いかと思います。

 

以下、これまでの記事ですが、是非、参照下さい。

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